知っとくコラム

いま話題になっている家庭用のウォーターサーバーとは?

最近は、ウォーターサーバーを利用する家庭が徐々に増えてきています。 ウォーターサーバーに飲料水の入っている容器をセットすれば、簡単に冷たい水や熱いお湯を利用することができるようになります。

普及してきた家庭用ウォーターサーバー

少し前までウォーターサーバーがよく見かけられる場所といえば企業のオフィスやホテル公共施設などが大部分でした。それが最近になって家庭用ウォーターサーバーも種類が増えており、水の容器が空になれば新しい容器へ交換するだけという手軽さから人気を博しています。統計データによると、全世帯数の約6%にまで普及してきており、もはや家庭でも珍しい製品ではなくなってきているようです。数年後には15%程度まで普及率が上がると見込まれており、今後ますます注目を集めることになりそうです。

特に海外では日本と違い、蛇口を回せばきれいな水をいつでも飲むことができるという水環境になっていないことから、ほとんどの公共施設から一般家庭に至るまでごく当たり前に普及しています。日本では飲料水として水道水の需要が高いために、かつては一般家庭では普及が進んでいない時期もありました。ですが最近になって、塩素消毒がなされている水道水の安全性について疑問を感じている人、水道水をそのまま飲むことに抵抗を感じる人も多くなってきました。 さらなる安心を得たいといった心境もあって、家庭用ウォーターサーバーの利用が増えてきたのです。

お水の持ち運びが不要になる

飲料水や調理用などの目的でミネラルウォーターを使う人が多くなってくると、必要なお水の量もだんだん多くなり、その都度店舗で購入することが手間になります。その点ウォーターサーバーであれば自宅まで水が宅配されてきますから、そういった手間もなくなります。ウォーターサーバーに対する関心は、男性よりも女性が高い傾向にあります。特に赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭において、より安全な水やお湯を使用したいという希望があることも関係しています。

床置きタイプと卓上タイプ

家庭用ウォーターサーバーは大きく床置きタイプ、卓上タイプのふたつの種類に分けられます。 このうち卓上タイプはよりコンパクトなものになっていて、テーブルなどの上に置くことができ、床置きタイプに比べて、小さなスペースに設置することができるようになっています。 いっぽう床置タイプは、設置スペースは限定されるものの、タンクの容量が大きく、使い勝手の良さでは卓上タイプよりも優れています。

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