知っているようで知らない、水の種類とは?

知っているようで知らない、水の種類とは?
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飲料水について、一口に水といってもさまざまな種類があります。 今回は、水の種類を正しく理解して、自分にとって最適な水を選ぶことをおすすめしたいと思います。 まずもっとも一般的で入手しやすいものが、誰でも知っている水道水です。

しかし最近は環境破壊の影響もあって水質が低下してきていて、水道水を何の処理もなくそのまま飲むことに不信感や抵抗を感じている人が増加してきています。そこでウォーターサーバーを利用するといったように、水を購入して飲むようになる人や家庭が増えてきているのです。

「ミネラルウォーター」と「天然水」は同じではない?

水の種類については、大きく4種類に分類されます。 ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターというものがあります。 上記のうちでもっともよく耳にするのがミネラルウォーターでしょう。

しかし、調査データによると約8割の方が、ミネラルウォーターは天然水のことだと思い込んでおり、明らかに間違った認識が普及してしまっていることがわかりました。ミネラルウォーターと天然水は、どちらも地下に蓄えられた水を原水とするのですが、その処理方法が異なっており、その品質、味わいにも違いがあります。

知っておきたいお水の種類

天然水(ナチュラルミネラルウォーター)

ナチュラルミネラルウォーターは特定の水源から採水されている地下水であるという点でナチュラルウォーターと変わりませんが、地下で滞留・移動する過程でミネラルが溶解した水です。自然の恵みがたっぷりと含まれており、その自然な味わいと風味から多くの人に愛飲されています。

正しくは「ナチュラルミネラルウォーター」=「天然水」となります。 天然水は何十年もかけて土壌によってろ過されたお水を、最低限の濾過・沈殿・加熱殺菌処理だけを行って、自然そのものの状態を保ったお水を指します。高い品質管理設備が必要となるため手間暇がかかる分、どうしてもコストが高くなりがちです。

ミネラルウォーター

対してミネラルウォーターは、ミネラル分を含んでいるお水の総称です。 実はあとからミネラル分を人工的に添加をしても、ミネラルウォーターと称することができるのです。原水に指定はないため、極端なことを言えば水道水にミネラル分を加えればミネラルウォーターと言っても過言ではないのです。非常に製造が容易なため低コストで販売できるメリットがあります。

ナチュラルウォーター

ある特定の水源から採水された地下水に濾過処理や沈殿処理、過熱処理といういずれかの処理を施している水のことです。「鉱水」、「鉱泉水」と呼ばれるものであり処理方法は濾過処理、沈殿処理、過熱処理のいずれかが施されているものに限られます。 ミネラルウォーターはナチュラルミネラルウォーターと同じ水を原水として、処理方法として濾過処理や過熱殺菌処理のほか、複数の原水を混合している場合やミネラル分を調整している場合があります。

ボトルドウォーター

ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーターのいずれとも違って、水道法で規定されている基準に照らし合わせて「飲用適」と認められている水のことです。ボトルドウォーターについては水の処理方法が限定されていないため、「飲用適」になるまでの処理がどのようなものであってもきまりはないということになります。

つまり簡単にいうと、水道水と同等な品質の水をボトルに詰め替えたというようなものでもあります。ただ水道水はそれぞれの家庭までが水道管でつながれていて、さらに金属管で各家庭の台所や水道を設置しているところまで引き込みますから、鉄のにおいがする場合もあります。ボトルドウォーターには、そのカルキくささや鉄くささがありません。

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