知っとくコラム

きちんと知っておきたいミルク作りに適した水の選び方

粉ミルクはすべて同じではありません。赤ちゃんに合ったものを選びましょう

赤ちゃんは母乳やミルクでしか栄養を摂ることができません。
おっぱいが充分に出るのであればミルクを使う必要はありませんが、完全母乳で育児しているママは5割程度ともいわれています。

日本ではミルクといえば粉ミルク。
メーカーによって味や成分が変わりますので、まずはいろいろと試して赤ちゃんに合うものをみつけましょう。
大きな缶に入ったものがコストパフォーマンスはよいですが、スティック状や固形タイプもあり、これらは素早く作ることができます。やや割高になりますが外出時にそのままバッグに入れて行けるので便利です。

デリケートな赤ちゃんの口に入るものですから、ミルクを作る時にどんな水を使うのか、も気になるところです。
かつては水道水を煮沸して使うのが一般的でしたが、消毒用に塩素が使われていることなどからペットボトル入りのミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用するママが増えています。

赤ちゃん安心!ママ楽ちんなウォーターサーバー

ミネラルウォーターには、硬水と軟水があり、含まれるマグネシウムとカルシウムの量によって硬度が変わります。

硬度が高いと吸収率が下がり、もともと軟水に合わせて作られた粉ミルクの成分バランスが崩れてしまうので、調乳には硬度100以下の軟水を使いましょう。安いから、と海外のミネラルウォーターを買うと硬水だった!というようなこともあるので表示の確認を。

しかし、ペットボトルやスーパーなどでボトルに詰める水は、赤ちゃんのいるママには持ち帰るのが大変ですよね。

昨今、さまざまな会社から出ているウォーターサーバーなら水が宅配されるので、「そろそろ買いに行かなくちゃ」という心配も、重い荷物を持つ必要もありません。

そして、なんといってもコックひとつでお湯、水が出るのが便利。赤ちゃんは夜中でも早朝でも、お腹が空くと泣き出します。

「早くミルクを作ってあげなくちゃ」と焦りながら、真夜中にお湯を沸かして調乳…というのはママにも待たされる赤ちゃんにもつらいものです。ウォーターサーバーがあれば、さっとお湯を注いで作ることができ、ストレスなくミルク作りができるというわけです。

ウォーターサーバーの水も会社によって種類、味、硬度が異なりますので赤ちゃんのいる家庭にぴったりなタイプを見つけてください。

今どき離乳食作りのカギはお湯!安心・便利なウォーターサーバー

ウォーターサーバーの多くが天然水で、産地、硬度などを選ぶことができ、赤ちゃんのいる家庭なら吸収率の高い軟水が適しています。水のおいしさ、質、衛生面などに加えて、放射性物質などがきちんと検査されているかも確認しておくと、より安心です。

また、離乳食は大人の食事とは別で用意するため、まだ小さい赤ちゃんの世話をしながら毎日調理するのはママの負担にも。お湯で溶くだけで野菜のすりつぶしやスープができるフリーズドライや粉末のベビーフードも上手に活用しましょう。

これらを使うとき、ウォーターサーバーがあれば、いちいちお湯を沸かさなくてもすぐに用意して作ることができます。お湯に冷水を混ぜて、簡単にちょうどよい温度に調整できるのもポイントで、離乳食とあわせてフォローアップミルクを与える際にも、お湯+冷水であっというまにミルクが完成。

ウォーターサーバーがあれば、赤ちゃんにやさしく、安心・便利でママにうれしい離乳期を過ごすことができます。

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