レモン水に期待できる効果とは?作り方や飲む際の注意点について解説

日々の暮らしの中で手軽に味わえる「レモン水」は、さっぱりとして美味しいだけでなく、嬉しい効果がいくつも期待できます。そこで今回の記事では、レモン水の効果についてご紹介します。飲む際の注意点や作り方も掲載していますので、レモン水を飲む習慣を取り入れたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

レモン水を飲むことで期待できる効果

レモン水を飲むとさまざまな効果が期待できることをご存じでしょうか?実はレモン水には美容や健康に関する、7つの効果があります。

免疫力を高める

まずレモン水には、免疫力を高める効果があります。レモンの中には豊富なビタミンCが含まれており、レモン水にしたときにもビタミンCの含有量は変わりません。

レモンには1個あたり100mgのビタミンCが含まれているとされています。また、ビタミンCの1日の推奨摂取量は年齢や性別によって異なりますが、概ね40~100mgとされています。つまりレモンを1日に1個摂取すれば、1日のビタミンCは足りるということです。

ビタミンCを摂取することにより、免疫力が高まり、風邪や感染症にかかりにくい健康的な身体を目指せるでしょう。

出典:厚生労働省eJIM | ビタミンC[サプリメント・ビタミン・ミネラル – 医療者]

ビタミンC – 「 健康食品 」の安全性・有効性情報

むくみ改善

レモン水には、むくみを改善する効果が期待できます。レモンに含まれる「モノグルコシルヘスペリジン」という成分は、ナトリウムとカリウムの濃度を調整し、静脈を拡張する作用があるとされています。

調査報告によると、顔や脚の一時的なむくみに対する効果が確認されており、むくみに悩む方におすすめです。

出典:JSTAGE:(PDF)レモン類が含有するフラボノイド、クマリン類の特徴

消費者庁:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

美肌

レモン水の効果として見逃せないのが、美肌効果です。ビタミンCには免疫力向上作用とともに、美肌効果もあります。

ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない成分です。そしてコラーゲンは肌の若さに大きな影響を及ぼす成分で、特に肌の弾力を高めるために必要です。コラーゲンの質が低くなると、ハリの低下やシワの増加が引き起こされやすくなるため、レモン水は若々しい肌を保つために貢献してくれるでしょう。

出典:コラーゲン | e-ヘルスネット(厚生労働省)

消化吸収をサポート

消化吸収をサポートしてくれる働きがあるのもレモン水の効果の一つ。レモンの中には酸っぱさの元となるクエン酸が含まれており、クエン酸には唾液や胃液の分泌を促す効果があるとされているためです。

唾液や胃液には消化酵素が含まれるので、消化吸収能力が高まり、食べものから摂取した栄養素が吸収されやすくなるでしょう。

疲労回復

レモン水に含まれるクエン酸には、疲労回復の効果もあるといわれています。特に運動後の疲れに最適です。

運動をすると、疲労の原因となる「乳酸」という成分が増えますが、クエン酸を摂取すると乳酸が減少しやすくなるとされています。身体の疲れを取りたいときはレモン水を飲んでゆっくりと休むと、その効果が感じられやすくなるはずです。

出典:ヒトにおけるレモン果汁およびクエン酸摂取が運動後の血中乳酸濃度に及ぼす影響

骨密度が高まる

意外な事実かもしれませんが、レモン水には骨密度を高める効果もあります。骨に良い成分といえばカルシウムが浮かぶことでしょう。しかしカルシウムを摂取しても、吸収されなければ意味がありません。

レモン水に含まれるクエン酸は、「キレート作用」と呼ばれる効果を発揮して、カルシウムの吸収を促します。

実は食品に含まれるカルシウムは体内での吸収率が高くありません。しかしクエン酸はカルシウムを溶けやすくし、吸収率を高めてくれるため骨密度を高めるためにも効果的です。

出典:レモン果汁添加が食品中カルシウムの可溶化に与える影響

口臭予防

クエン酸にはさまざまな効果が期待できますが、口臭予防の効果もあるとされています。クエン酸は口腔内の細菌の繁殖を抑えてくれるためです。

口臭の原因となる成分は細菌によって生成されるため、その繁殖を抑制すれば口臭の心配も軽減されます。

レモン水を飲むのに適したタイミング

レモン水を飲むのは、基本的にいつでも構いません。1日に200~300ml程度であれば、お好きな時にお飲みください。

ただし最も適しているとされるタイミングは、運動後や食事後です。運動後は疲労回復効果を得るのに適しており、食事後に飲むとビタミンCの吸収効率が高まり、美肌や免疫力の向上にも効果的です。また、食後にレモン水を飲むと、胃への刺激も軽減されます。

レモン水は代謝を促進する効果もあるため、起床直後に飲むと脂肪燃焼の効果が期待できます。

レモン水の基本的な作り方

それでは実際に、レモン水はどのように作れば良いのか見ていきましょう。必要な材料と作り方をご紹介しますので、ご自身で作るときの参考にしてください。

必要な材料

  • ・水:200ml
  • ・レモン果汁:大さじ1

作り方

  • 1.用意した水にレモン果汁を入れる
  • 2.1をよく混ぜたら完成

お好みに合わせて、はちみつやメープルシロップを加えたり、ミントなどのハーブを添えても、美味しくお召し上がりいただけます。基本の作り方に慣れたら、水を牛乳や炭酸水に変えてみるのも楽しいアレンジです。

レモン水作りは天然水がおすすめ

レモン水を作るときはお水がベースとなりますが、使うお水は天然水がおすすめです。

天然水には、栄養成分であるミネラルが複数種類バランスよく含まれています。また塩素などの不純物が取り除かれているので雑味がなく、身体に良い、おいしいレモン水が作れることもおすすめする理由の一つです。

レモン水を飲む際の注意点

レモン水は健康・美容効果が高く、酸味に慣れればスッキリとした爽やかさがクセになるドリンクです。しかし飲むときには次のような注意点もあります。

飲みすぎない

最初に注意していただきたい点は、「飲みすぎないこと」です。

レモン水の酸味は、胃の粘膜を荒らすことがあります。またサプリメントなども併用してビタミンCを過剰摂取した場合、吐き気・下痢・腹痛が引き起こされることも。腎機能が低下している人では尿路結石ができるリスクも高まります。

レモン水は1日200~300mlを目安として、毎日少しずつ飲むようにしてください。

出典:ビタミンC – 「 健康食品 」の安全性・有効性情報

飲んだ直後に歯磨きしない

レモン水を飲んだ直後に歯を磨かないことも、注意すべきポイントの一つです。なぜなら酸性であるレモンは歯の表面にあるエナメル質を溶かしてしまうことがあるためです。

エナメル質が溶けた状態でブラッシングをすると、さらに歯の表面に傷がついてしまう恐れもあります。水でうがいをしてからしばらく時間をおくなど歯に配慮しましょう。

紫外線対策

もし朝にレモン水を飲むなら、いつも以上に紫外線対策を行ってください。レモンをはじめとする柑橘類には、「ソラレン」と呼ばれる成分が含まれており、光線過敏性を引き起こしたり、シミを作り出したりする可能性があります。

肌が紫外線を吸収しやすくなる可能性があるため、美肌効果を目指すには紫外線対策を徹底してください。

出典:生体内における一重項酸素の生成機構

空腹時は飲まない

最後に、空腹時の摂取を避けることも重要な注意点の一つです。胃の中に何も食べものが入っていないときに飲むと、胃の粘膜を荒らしてしまうことがあります。特に胃が弱い人は、空腹時を避けて食後に飲むようにすることがポイントです。

まとめ

レモン水は健康・美容効果の高い飲みものです。作り方も簡単ですので、毎日少しずつ続けていけば効果を実感できるでしょう。注意点を守って、無理なく続けることが大切です。

レモン水はお水とレモン果汁だけで作ることができますが、使う水は天然水がおすすめです。コスモウォーターは国際的なお水の品評会である「Berkeley Springs International Water Tasting」にて、日本のお水として初めて1位を獲得するなど、数々の実績があります。おいしく効果的なレモン水を続けたい方はぜひチェックしてみてください。

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