やわらぎ水(日本酒のチェイサー)とは?健康的なお酒の飲み方

日本酒を飲むときに、ぜひ一緒に準備したいのが「やわらぎ水」です。日本酒のチェイサーとも呼ばれており、飲みすぎを防ぐだけでなく、日本酒や料理のおいしさを引き立てる役割もあります。

しかし、やわらぎ水を上手に活用するには、基本となる飲み方を知っておかなければなりません。今回の記事ではやわらぎ水のメリットや飲み方についてご紹介しますので、よりおいしく日本酒を楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

やわらぎ水とは?

やわらぎ水とは、日本酒を飲むときに一緒に飲むお水のことです。日本酒の味を楽しむために用いられるもので、洋酒で言う「チェイサー」と似たような役割を果たします。いわば日本酒を飲むときの「合いの手」のようなものです。

やわらぎ水はどのようなお水でも構いません。しかし条件とされているのは「おいしいお水であること」です。つまり日本酒を美味しく味わうためには、おいしいやわらぎ水を用意することが欠かせないというわけです。

やわらぎ水のメリット

やわらぎ水にはどのようなメリットがあるのでしょうか?なぜ日本酒と一緒にいただくとよいとされているのか、その3つの理由についてご紹介します。

日本酒や料理のおいしさを感じられる

やわらぎ水のメリットは、日本酒や料理のおいしさをより強く感じられるということです。お水で口の中をさっぱりさせることで、次に飲む日本酒や食べる料理をおいしく感じられるでしょう。

舌の感覚が蘇るので、おいしい料理と日本酒を一緒に楽しみたいときにはぜひ傍らに用意しておきましょう。

脱水症状を防ぐ

アルコールには利尿作用があり、気付かないうちに脱水症状が引き起こされてしまうこともあります。夏場は特に注意が必要です。

しかし、やわらぎ水があれば、日本酒を飲んでいる間にも水分補給ができます。お酒を飲んでいるとお水を飲むのを忘れがちになる方であれば、やわらぎ水によって脱水症のリスクが減り、健康的にお酒を楽しめるはずです。

二日酔いを防ぐ

度数の高い日本酒を楽しんでいると、二日酔いになってしまうことも多いのではないでしょうか。飲んでいるときに合いの手としてやわらぎ水を挟むと、二日酔いを防ぐ効果が期待できます。

途中にお水を飲むことで体内のアルコール濃度が下がるとともに、胃の中にお水が入れば飲む日本酒の量自体も減らせます。

お酒ばかりを飲んでいると酔いつぶれてしまうこともあるでしょう。やわらぎ水は日本酒と料理を最後まで楽しむために欠かせないものです。

やわらぎ水(日本酒のチェイサー)の飲み方

日本酒にとってのチェイサーともいえるやわらぎ水。実は飲み方がある程度決められています。やわらぎ水の基本的な飲み方は、次の3つのポイントに従うことです。

日本酒の仕込み水(軟水・硬水)に合わせる

まず、やわらぎ水を選ぶ際には、日本酒の仕込み水に合わせた水質を選ぶようにしてください。日本酒はお水が命といわれるほど原料がシンプルで、お水の味を感じやすいお酒です。その約8割がお水だといわれています。

そのため日本酒が軟水で作られているか、硬水で作られているかによって味わいが変わります。やわらぎ水を選ぶときは、日本酒がどのようなお水で作られたかを知っておくとお酒に合いやすくなるでしょう。

ただし日本酒はほとんどの場合、軟水で作られています。やわらぎ水も軟水で合わせれば問題ないことが多いでしょう。

常温にする

やわらぎ水は冷やしたり温めたりせず、常温で飲むようにしてください。冷たいやわらぎ水は内臓の負担を大きくしてしまうことがあります。特に冷酒と冷たいやわらぎ水との組み合わせは避けましょう。

冷たいお水は身体を冷やす原因にもなるので、常温のやわらぎ水を準備しましょう。

日本酒と同じ割合で交互に飲む

飲み方のポイントは、日本酒とやわらぎ水を同じ割合で交互に飲むことです。日本酒をお猪口一杯分飲んだなら、次にやわらぎ水もお猪口一杯分飲んでください。

お酒の席での脱水症状を防ぐにはこのくらいの割合がちょうど良く、体内のアルコール濃度もいい具合に下がり、二日酔いや飲みすぎを防いでくれます。

健康的なお酒の飲み方

やわらぎ水は日本酒を健康的に飲むための方法のひとつです。しかし残念ながら、お水を飲んでいればいいというわけでもありません。健康的にお酒を楽しむなら、次の4つのポイントを守りながら飲むことが大切です。

自分に合うペースや量に抑える

お酒を飲むときの基本は、自分に合う量を、自分に合うペースで飲むことです。誰かと一緒に飲むとつい飲みすぎてしまうこともあるでしょう。しかし日本酒は特に度数の強いお酒です。マイペースに飲むのが本当の楽しみ方といえるでしょう。

合うお酒の量は人により違います。あくまでも自分が「おいしい」と思えるペースで飲みましょう。

休肝日を設ける

休肝日を設けることも大切です。肝臓は一定期間休ませることで、機能が回復します。休肝日の目安とされているのは「1週間に2日連続」です。できれば「1週間に3日以上」設けましょう。

休肝日を設けて肝臓をいたわり、日本酒を楽しく飲み続けられるようにしましょう。

参考:お酒と肝臓
参考:e-ヘルスネット(厚生労働省)

飲酒後に睡眠時間をとる

お酒を飲むと自然と眠くなってくるものです。これはお酒の鎮静・催眠効果によって、中枢神経が抑制されるために起こり、この状態で身体を動かすと、ケガにつながる恐れがあります。また眠くなってきたということは身体が睡眠を要求しているということであり、お酒で疲れた内臓が睡眠を求めている可能性もあるでしょう。

飲酒後には睡眠をとって身体をリセットしてください。ただし寝酒は睡眠の質を低下させるといわれているので、頻繁な寝酒は控えることも大切です。

定期健診を受ける

肝臓はお酒を代謝する臓器です。しかし機能が低下しても「沈黙の臓器」といわれるほど、大きな自覚症状を感じない臓器でもあります。肝臓機能が低下すると肝硬変になったり、肝がんになりやすくなったりと身体を壊してしまうことも。

そのためお酒を楽しむなら定期検診を受けて、自分の健康度を把握できていれば、不安なく楽しいお酒が飲めるはずです。

まとめ:やわらぎ水で日本酒をよりおいしく、楽しく

日本酒のチェイサーともいえるやわらぎ水は、日本酒や一緒にいただく料理をよりおいしくしてくれる存在です。さらに二日酔いや飲みすぎを防いでくれる役割もあるため、度数の高い日本酒を飲むなら、ぜひ傍らに置いておきましょう。

また、やわらぎ水を飲むときには、日本酒の味を壊さないように「お水」にこだわることが大切です。

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