赤ちゃんの便秘対策

赤ちゃんの便秘の原因と対策を解説!判断基準を知って適切な対応を

赤ちゃんは快便だというイメージがあるかもしれませんが、実は意外と便秘をします。はじめての子育てだと、便秘対策をどうすればいいのか困ってしまうこともあるでしょう。そこで、この記事では赤ちゃんの便秘について、原因と対策を紹介します。便は健康のバロメーターなので、しっかりと観察するための参考にしてください。

赤ちゃんが便秘と判断する基準とは

赤ちゃんが便秘かどうか、分からないという時の判断基準や病院に連れていくべき症状などを紹介します。赤ちゃんは腸を含む内臓が未発達で、筋肉量も少ないので便をいきんで出すことが難しく、便秘になりやすいです。

排便のペースは個人差がある

実は排便のペースには赤ちゃんそれぞれ、個人差があります。毎日出る赤ちゃんもいれば、2~3日に1度しか出ないという赤ちゃんもいます。便の出る頻度よりも、赤ちゃんの食欲や運動量を見て、便秘かどうかを判断しましょう。また、離乳食を食べ始めると便秘しやすくなる赤ちゃんも多いため、そのタイミングではより便秘になっていないか注意が必要です。

こんな症状は便秘の可能性

便秘になっている可能性が高い症状は次の通りです。

  • 母乳やミルクをいつもよりも飲まない
  • いつもの排便ペースと比べて回数が少ない
  • 赤ちゃんの機嫌が悪い、機嫌が治らない
  • おならばかりで便が出ていない
  • 便が硬い、量が少ない

病院に連れていくべき症状

赤ちゃんの排便ペースは不安定なので、便秘だからといってすぐに病院に連れていく必要はありません。しかし、便秘がひどくなり次のような症状が出る場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

  • おなかがパンパンに張っている
  • 排便時に出血がある、血便が出ている
  • 嘔吐を繰り返す、緑色の嘔吐をする
  • 1週間以上、便が出ない便秘を繰り返している

赤ちゃんが便秘になる原因

赤ちゃんはなぜ便秘になりやすいのでしょうか。3つの原因について解説します。

粉ミルクの飲ませすぎ

粉ミルクは月齢や体重ごとに適切な量が決められています。赤ちゃんが欲しがるからといって、粉ミルクを多く飲ませすぎてしまうと、カルシウムの過剰摂取を起こし便秘の原因となります。粉ミルクを飲み過ぎている場合は、適量まで減らし、足りない水分を白湯・麦茶・糖水などで補ってあげましょう。

一方、母乳をあげている場合はいくらあげても大丈夫なので心配する必要はありません。一般的に母乳のほうが粉ミルクよりも便秘になりにくいとも言われています。母乳には乳糖が含まれていて、腸内の善玉菌を活性化することができるからです。

運動不足

新生児期の赤ちゃんはほとんどの時間を寝ているか、仰向けになっている状態で過ごします。そのため、お腹を刺激するような運動量がなく、便秘になりやすい状態です。お腹のマッサージや足を動かしてあげるなどの対策を行いましょう。

水分不足

母乳や粉ミルクだけでなく離乳食を食べ始める時期に、水分不足によって便秘になりやすいと言われています。水分不足の場合、便が硬くなり排便する時に赤ちゃんが痛みを感じてしまいます。さらに悪化すると硬い便によって切れ痔になってしまいますので、十分な水分補給を心がけましょう。

赤ちゃんの便秘対策

ここからは赤ちゃんの便秘対策について解説します。先ほど紹介した便秘の原因と合わせて、どの対策を行えばいいのか考えてみましょう。

生活リズムを整える

赤ちゃんの食事や睡眠を行うタイミングをできるだけ毎日同じにしましょう。特に規則的な睡眠は自律神経を整える効果があります。自律神経は排便をコントロールする働きもありますので、睡眠時間を決めることで便秘の解消に繋がる可能性が高いです。

お腹のマッサージをしてあげる

運動不足が原因で便秘になっている時は、お腹のマッサージも良いとされています。おへそを中心に「の」の字を書くように刺激を与えましょう。赤ちゃんの体は思っている以上にデリケートなので、優しく押すことを心がけてください。マッサージをする時にはベビーオイルを使うこともおすすめです。肌の乾燥を守り、マッサージによる摩擦ダメージを防ぐ効果があります。

また、赤ちゃんの足を自転車をこぐように交互にゆっくりと動かす方法も便秘の解消に繋がります。まだ歩けない赤ちゃんは下半身が運動不足になります。そのほかに抱っこひもを長時間使っていると、赤ちゃんの股関節が同じ体勢のまま固まってしまうことも。

綿棒で肛門を刺激する

どうしても排便が難しい場合は、肛門に直接刺激を与える方法もあります。綿棒にベビーオイルやワセリンを塗り、肛門に1cmほど綿棒を入れます。円を描くように優しく刺激すると排便を促すことができます。便秘をしている赤ちゃんだと、刺激をしてすぐに排便する可能性が高いので、おむつや吸水シートなどを準備してから行いましょう。

水分を摂る

離乳食を食べはじめた赤ちゃんは、今までミルクで摂っていた水分を補給できずに便秘になることが多いです。赤ちゃんの水分補給には白湯やお茶がおすすめです。他には果汁やお水に5%ほどの砂糖を溶かした糖水だと、糖分によって腸内で善玉菌が活性化するため、より便秘に効果があります。

離乳食に便秘対策になる食材を入れる

離乳食を食べはじめたばかりのころは、消化の良い食べ物をあげたり、思ったよりも食べずに腸に入る食べ物自体の量が減ったりして、便秘を起こすこともあります。なるべく食物繊維を多く含む食材を離乳食に取り入れることで、排便を促すことが可能です。

豆類やコーンなどの穀物には不溶性食物繊維が多く含まれ、便の元になります。一方、りんごやイモ類などは水分と混ざるとドロドロになる水溶性食物繊維を含んでいて、便に水分を保持する働きがあります。その他、ヨーグルトや納豆などの発酵食品は腸内の環境を整えることができます。

ただし、食物繊維を含む食材や発酵食品は赤ちゃんの内臓に負担をかけるため、少量ずつ離乳食に取り入れて、どの食材に効果があるのかを試してみましょう。

赤ちゃんの便秘を解消してあげよう

赤ちゃんは意外と便秘を起こしやすいため、原因を知って適切な対策を行う必要があります。ただし、排便のペースや量には個人差があるため、赤ちゃんの様子を見ながら運動や食事を行いましょう。

便秘対策を行いつつ、赤ちゃんのためにミルクや離乳食をつくったり、水分補給のためのお水を準備したりすることを大変だと感じていませんか。そんな時には、コスモウォーターのウォーターサーバーがおすすめです。赤ちゃんに新鮮な天然水を常に綺麗な状態で飲むことができます。ミルクや離乳食のためにお湯を沸かす手間も省けます。チャイルドロックが付いているので、やんちゃなお子様がいる家庭でも安全にご使用していただけます。少しでも育児や家事の手間を減らしたいと考えているのであれば、ぜひコスモウォーターのご利用を検討してみてください。

キャンペーン

料金・ご利用案内

0120-1132-99受付時間:9:00~18:00
(土日祝日も受付)

新規申し込み