離乳食はいつからはじめる?スタート前に知っておきたいことや注意点を紹介
赤ちゃんのことになると何をするのにも、1つ1つが心配でいろいろと調べてしまうママやパパは多いのではないでしょうか?
心配事のひとつに、離乳食があると思います。
「家族の食事の様子を見つめているけれど、離乳食をはじめる時期?」
「離乳食の基本について知りたい」
など、はじめるタイミングやどのようにはじめれば良いのか、疑問を持っている人は多いものです。
そこでこちらの記事では、離乳食の役割や進め方、はじめる時期や注意点など気になる内容を解説します。
まずはこちらの離乳食の基本的な情報を知ってから、はじめると安心です。
離乳食の役割
まずは、離乳食とはどのようなものなのか、どのような役割なのかを詳しく紹介します。
母乳やミルクから幼児食に移行していくためのステップ
離乳食は、生まれてから母乳やミルクだけで栄養を摂っていた赤ちゃんが、幼児食を食べられるようになるまでの過程の食事です。
初めはトロトロの食感のものを飲み込む練習からはじめ、徐々に食材の固さや大きさを変化させていきます。
赤ちゃんによって、はじめからよく食べる子、母乳やミルクが大好きで離乳食が苦手な子、食べムラがある子などさまざまです。
焦らずにゆっくりと、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。
食事の楽しさや素材そのもののおいしさを知る
特に初期の頃は、食事をする楽しさや素材自体のおいしさを知ることが大きな目的です。
離乳食から栄養を摂るのはそれほど重要ではなく、栄養は母乳やミルクで摂りながら、いろいろな味の食材と出会ったり、家族との食事が楽しいことを知ることが大切です。慣れてきたら、少しずつ食事の栄養バランスを意識した内容にしていきましょう。
食べられないものがあるからと焦らなくても大丈夫です。大らかな気持ちで進めていきましょう。
1日3食など生活リズムを身につける
離乳食を進めていくうちに、最終的に大人と同じ1日3回の食事を食べるようになります。決まった時間に食事をすることで、徐々に生活リズムを身につけることができます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜問わず母乳やミルクを3時間おきに飲みます。
そのような生活リズムがはっきりしない状態から、離乳食を通して、朝・昼・晩にご飯を食べる生活を身につけていきます。
離乳食はいつからスタート?
続いては、離乳食はいつ頃から開始するのかを紹介します。
それぞれ個人差はありますが、おおよその目安として確認していきましょう。
5〜6ヶ月からを目安に赤ちゃんの様子を見て
離乳食は生後5〜6ヶ月頃を目安に、赤ちゃんの様子を見ながらスタートしていきます。
生後5〜6ヶ月頃、以下の様子が見られたら離乳食開始の合図です。
・首がすわっている
・腰がすわって支えたら座れる
・スプーンなどを口に入れた時に嫌がらない
・食べ物や食事に興味を持ちはじめた
もし、いつまで経っても上記のような離乳食スタートの合図が見られず不安なときは、医師や保健師に相談して時期を判断してもらうのもいいかもしれませんね。
スタートから1ヶ月程度経ったら2回食に
1日1回の離乳食をはじめてから1ヶ月程度経った頃や生後7〜8ヶ月頃を目安に2回食にします。
とはいえ、離乳食が苦手でなかなか進めづらい赤ちゃんの場合は、慌てて2回食にする必要はありません。
だんだん、トロトロのおかゆなどを上手にごっくんと食べられるようになってきたら、午前と午後の2回食べさせるようにしましょう。
その際、1回目より2回目は量を少なめにし、徐々に2回目も量を増やしていきます。
1歳半頃で完了が目安
2回食のあと、9ヶ月頃を目安に3回食に増やし、食材のバリエーションも徐々に増やしていきます。
少しずつ、大人が食べるものに近い食材の固さやサイズに近づけていき、薄味をつけた食事に変化させていきます。最終的に1歳半頃で幼児食に移行できるようになると、離乳食完了です。
この頃には、卒乳する子も多いため、食事だけから栄養を摂れるようになります。
食べるのが苦手な子も、食べられるものを少しずつ探したり、みんなで食べることの楽しさを覚えたりしながら、ゆったりと幼児食への移行を目指していきましょう。
離乳食を進める注意点
離乳食は、アレルギーや身体への負担など、進める上で注意しなくてはいけないことがたくさんあります。
しっかりとポイントを押さえて、進めていくようにしましょう。
はじめての食材は病院が開いている時間に
はじめて食べる食材は、赤ちゃんの身体にどのような負担がかかるかがわかりません。
もしかするとアレルギーが出てしまったり、体調が悪くなってしまったりする可能性もあります。
万が一体調の変化があったときにすぐに病院へ行けるように、はじめての食材を食べさせるのは、平日午前中の病院が開いている時間を選ぶようにしましょう。
休日や夜間にはじめての食材でアレルギーが出てしまったら、救急外来を受診する必要があり慌ててしまいますので、かかりつけに相談できる時間を選ぶのがおすすめです。
はじめは味付けせず、9ヶ月頃から薄く味付けする
食材を食べたことがない赤ちゃんは、味付けをしていない素材本来の味を十分に楽しむことができます。
そのため、はじめは離乳食の味付けは必要なく、9ヶ月頃から徐々に薄く味付けしていきます。塩や砂糖などの味付けは、赤ちゃんの内臓の負担になったり、虫歯の原因になる可能性もありますので、味付けする月齢になっても、なるべく薄味を心がけましょう。
食器や調理中の手などを清潔に保つ
赤ちゃんは、細菌やウィルスに弱く、感染することで重篤な症状を発症する可能性もあります。
そのため、離乳食に使う食器や作る際の手などを清潔にしておきましょう。
月齢が小さいうちは特に、食器を熱湯消毒するようにしてください。
また、新鮮で安全性の高い食材やお水を使うのも、赤ちゃんの身体のためはもちろん、味覚の形成にも大切なポイントです。
赤ちゃんのペースで離乳食をはじめよう
こちらの記事では、離乳食の役割や開始時期、注意点など気になるポイントを紹介しました。
離乳食は、赤ちゃんの成長の中でとても大切な過程です。
「新しい食材が食べられた!」「おいしそうに食べてくれた!」とママやパパの思い出にも残る成長のひとコマではないでしょうか。
ぜひ、注意点を守りながら、赤ちゃんのペースに合わせて、楽しくゆったりとした気持ちで、離乳食を進めていきましょう。
離乳食づくりにはコスモウォーターが便利で安心
コスモウォーターを活用すると赤ちゃんの離乳食づくりがとても楽になります。
離乳食づくりには、お水やお湯をすぐに使いたいタイミングがたくさんあります。
味を薄めたりする際に、すぐに安心できるお水が使えるととても便利です。お湯を沸かす際も、コスモウォーターなら温水を使えますので、沸かす時間の時短にもなります。
また、コスモウォーターは新鮮でおいしい天然水を密閉型ワンウェイボトルに詰めて、自宅に届けられます。飲み切るまでずっと清潔なお水が出てくるので、安心して赤ちゃんの離乳食づくりに使えます。
コスモウォーターを使って、安心で安全、その上楽に離乳食づくりをはじめてみてください。