朝の洗顔はお水だけでいい?ニキビ予防や化粧水などスキンケアまで解説

あなたは朝起きた後の洗顔をどのようにしていますか?寝ている間にも皮脂が分泌されるため朝の洗顔をきちんと行うことで健康的なお肌を保つことができます。

1日2回朝晩に洗顔をしていれば年間700回も洗顔することになりますが、間違った洗顔を行っている場合は10年後のお肌に響いてしまう可能性が高いです。

本記事では、朝の洗顔の基本や肌質別の洗顔方法、お水洗顔などについて紹介します。朝の洗顔に悩んでいる方はぜひご覧ください。

朝は水だけの洗顔でOK

洗顔をすることで、お肌の汚れや皮脂を取り除き、清潔に保つことができます。

朝晩、洗顔料を使っている方には、ぜひ「朝はお水だけの洗顔」をおすすめします。

メイクをして1日外気にさらされたお肌は、様々な汚れが付着していたり、分泌された皮脂が多く残っていたりするため、夜寝る前には、クレンジングや洗顔料を使って汚れを洗い流す必要があります。しかし、夜は昼間と違って、寝ているときはメイクをしておらず、皮脂の分泌が活発になることがあまりないため、洗顔料を必要とするような汚れはあまり付着しません。

お肌は、新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返すことで、お肌本来の再生力をもとに、自然に綺麗になる力があります。
しかし、強力な洗顔料を使用すると、お肌の保湿に必要な油分を取り除いてしまったりお肌の再生に必要な成分を洗い流してしまったりすることも…。

お水洗顔は、顔の洗いすぎを防いで、お肌の水分量と油分量を適切に保つことができるので、朝はお水だけの洗顔がおすすめです。

ただし、肌質によっても適した洗顔方法は変わってくるので、肌質や肌状態によっては洗顔料を使った方が良い場合もあります。ご自身の肌質を見極めながら洗顔料の使用について検討しましょう。

肌質別の朝の洗顔方法

お肌のタイプによって適した洗顔方法は異なります。敏感肌(乾燥肌)、脂性肌、混合肌それぞれの洗顔方法を確認しておきましょう。

敏感肌(乾燥肌)

敏感肌は、紫外線や化粧品、外気中のホコリといったものでトラブルを起こしやすい肌タイプです。また、お肌が乾燥しているためにトラブルを起こしやすい状態の方もいます。

敏感肌と乾燥肌はできるだけ刺激を避け、お肌のうるおいを守ることが大切です。基本的には、お水のみの洗顔で問題ありません。

洗顔料を使わないと汚れが落ちないのではないかと心配な方は、洗浄力が強すぎない洗顔料を選択しましょう。

基本的に夜しっかりとお肌の汚れを落としてから寝ているのであれば、朝洗顔で使用する洗顔料に強い洗浄成分は必要ありません。強い成分が含まれているものを選ぶと皮脂を落としすぎてしまう可能性があるので注意が必要です。

泡の量と密度を工夫することで洗い上がりの調整ができます。お肌の乾燥が気になる方はゆるめの泡を少なめに作りましょう。

こうすることで皮脂を落としすぎることなくお肌の汚れのみ取り除けます。また、手のひらや指ではなく、洗顔料の泡で顔の汚れ落とすようにすると、お肌に余計な負担をかけずに済みます。

洗顔後は丁寧にすすぐことが大切です。敏感肌の方は皮脂の落としすぎを防ぐため、お湯ではなくお水を使ってください。洗顔料の成分が残ってしまうと乾燥の原因になってしまうこともあります。特に髪の生え際はすすぎ残しが発生しやすいため、注意してすすぎましょう。

脂性肌

脂性肌はオイリー肌とも呼ばれ、皮脂が過剰に分泌されやすい肌タイプです。朝はお水だけの洗顔がおすすめと紹介しましたが、脂性肌の方はその他の肌質の人よりも皮脂の分泌量が多いため、朝の洗顔でも洗顔料を使用しましょう。

特に朝起きた時にお肌がベタついている場合は、寝ている間に分泌された皮脂がお肌に蓄積しているサインです。皮脂は油分なので、お水だけでは洗い流せません。

皮脂の分泌量が多い脂性肌の方は洗浄成分が弱すぎるものだと皮脂が残りすぎてしまうこともあるので、自分の肌質に合ったものを選択することが大切です。

しっかり皮脂を落としたい場合はぬるま湯を使い、弾力のある泡をたっぷり作ります。

ただ、皮脂を落とすために、とにかく念入りにゴシゴシとこすればよいと考えるのは間違いです。他の肌タイプと比べて特別にお肌が強いわけではないため、弾力のある泡を使ってお肌の上で転がすように優しく洗うのが基本です。

また、皮脂を落としすぎると、乾燥からお肌を守るためにさらに皮脂が分泌されることがあるので、注意が必要です。

混合肌

混合肌は、乾燥肌と脂性肌を併せ持つ肌タイプです。

目元や頬、口周りはそれほど脂っぽくならず乾燥しやすいため、このあたりの部位を洗顔料で洗うと皮脂が落ちすぎて乾燥してしまう可能性があります。

一方、皮脂が多く分泌されるTゾーンとフェイスラインは洗顔料の使用が適している部位です。洗顔料を使用するといっても脂性肌と同様でゴシゴシこするのはよくありません。洗顔料をしっかりと泡立てて汚れを落としましょう。

混合肌の場合、Tゾーンとフェイスライン以外の部位は洗顔料をつけず、お水のみの洗顔を試してみるのがおすすめです。Tゾーンやフェイスラインについてもそれほどベタつきを感じないのであれば、水洗いだけでも問題ありません。

なお、なかにはフェイスラインが乾燥肌の性質を持っている方もいるため、自分の肌タイプを見極める必要があります。

朝の適切なお水での洗顔方法

実際に朝の洗顔に取り組む前に、適切な洗顔方法を確認しておきましょう。ここでは洗顔料を使用しないお水での洗顔方法について解説します。

手を洗う

まず、手を洗うところから始めます。前日の夜、お風呂に入っているのであれば翌朝の手は清潔と考える方もいるはずです。ですが、寝ている間には汗をかくので、手が汗で汚れている可能性があります。

汚れた手で洗顔すると汚れが顔に移ってしまうことになるので、注意しましょう。石鹸を使って丁寧に手を洗ってください。

20回ほど顔をすすぐ

お水を両手ですくい、パシャパシャと顔にかけるイメージですすいでいきます。20回ほど繰り返しましょう。

この時、手のひらで顔をゴシゴシとこすらないように注意してください。お肌の厚さは0.2mmと薄く、その中でも表面の角質層は0.02mmしかありません。

そのため、小さな刺激がお肌にとっては大きな負担になってしまいます。手でこすらず、手のひらが顔につくかどうかくらいの感覚で行いましょう。

清潔なタオルで水分を拭きとる

すすぎが完了したら、最後に清潔なタオルで顔の水分を拭き取っていきます。この時、タオルはできるだけ柔らかいものを使用するのがポイントです。

清潔なタオルを顔に優しく当てて顔の水分をタオルに移していくようなイメージで行ってみてください。特にお肌の乾燥が気になる方は、洗顔後にホットタオルを使用するのもおすすめです。フェイスタオルをお水に濡らしてから垂れないくらいまで絞り、電子レンジで30~60秒程度温めると簡単にホットタオルが作れます。

化粧水や乳液で保湿をした後、火傷しないように注意して洗顔後の顔に数分ホットタオルを乗せておきましょう。温められた保湿成分がお肌に吸収されやすくなります。ただ、タオルにも保湿成分が吸収されてしまうので、ホットタオルの使用後にもう一度保湿をするのがおすすめです。

水の温度は30~35度のぬるま湯で

冬の寒い時期だと、40度くらいの温かいお湯を使いたいと思うかもしれませんが、お水洗顔をする際は、30~35度のぬるま湯がおすすめです。

もし、体温より高い40度くらいのお湯を使うと皮脂が必要以上にお肌から溶け出して、洗い流され、必要なお肌のうるおいまで奪ってしまいます。

お水の温度が人の体温程度だと、筋肉がほぐれて毛穴が開きやすくなるため、洗浄効果が高いといわれています。

逆に冷たすぎるお水は、急激な温度の変化によってお肌に刺激となり、過敏に反応して負担になるため避けることをおすすめします。

洗顔後は化粧水・乳液などで保湿

どの肌タイプの方でも、洗顔後は化粧水や乳液などを利用してしっかり保湿することが重要であり、使用する化粧水や乳液は肌質に合うものを選ばなければなりません。ここからは保湿する際のポイントを紹介していきます。

洗顔後すぐに保湿する

洗顔後はなるべく早めに保湿しましょう。洗顔によって皮脂を落とした後のお肌は乾燥しやすい状態になっています。

そのまま放置してしまうとさらに乾燥が進んでしまうので、早めの保湿が重要です。できれば5分以内を目安にして、洗顔後すぐに保湿できるように必要なアイテムを洗面所にそろえておくと良いでしょう。

肌質に合う化粧水・乳液などを選ぶ

使用する化粧水と乳液は、自分の肌質に合ったものを選ぶのが基本です。今使っている化粧水・乳液は塗った後にベタつくと感じているのであれば、自分のお肌が求めている以上の油分が含まれていると判断できます。

反対に乾燥を感じるのであれば、もう少し油分が多く含まれている化粧水・乳液を試してみるとよいでしょう。メイクをする方は乳液を塗りすぎてしまうとその後のメイクに影響します。さらっとした使い心地の乳液を選ぶのがおすすめです。

油分が含まれない化粧水だけではお肌の水分が蒸発しやすいので、少量でも良いので油分を含んだ乳液でお肌にフタをする必要があります。

まとめ

朝に行う洗顔に関する基本的な知識や方法、お水洗顔のポイントなどについて紹介しました。基本的に起きたばかりのタイミングのお肌はそれほど汚れていません。
皮脂を落としすぎないためにもまずはお水洗顔から試してみるとよいでしょう。

また、美しく健康的な肌を目指しているのであれば、洗顔による外からのアプローチに加え内側からもアプローチするのがおすすめです。こまめにお水を飲んで水分補給することは肌の潤いを保ったり、肌の代謝を促進したりする効果があります。
おいしいお水がいつでも飲めるように、ウォーターサーバーを導入してみてはいかがでしょうか。

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