睡眠の質を上げる、「寝る前にお水」の習慣

最近寝つきが悪い、寝ても疲れが取れないと感じていませんか。

質の良い睡眠が取れていないと、仕事中に眠くなったり、体調不良になったりと、日中の活動に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

睡眠時に体内から水分が失われて、知らず知らずのうちに水分不足になっていることが睡眠の質の低下の原因のひとつかもしれません。

そこでこの記事では、睡眠にフォーカスして、寝る前にお水を飲むことが必要な理由や正しい水分補給の方法を紹介します。

寝る前にお水を飲むと睡眠中トイレに行きたくなったり、むくんでしまったりするのではないかという疑問にも回答していますので、気になる方はぜひ最後までお読みください。

十分な睡眠が取れていますか?

私たち人間は、人生の3分の1の時間を寝て過ごすと言われています。

しかし、2021年版の経済協力開発機構(OECD)の調査で、33カ国中、日本人の平均睡眠時間は7時間22分と最短だったことがわかりました。さらに男性より女性のほうが13分短いとの結果も発表されました。

寝る前に水を飲むことが必要な理由

十分な睡眠時間を取ることと、睡眠の質をあげることは日中の活動や健康に大きく影響します。睡眠が十分に取れていないと感じる人は対策が必要です。

睡眠の質を上げる対策のひとつとして、「水分補給」があります。

睡眠と水分補給が関わっているとはイメージしづらいかもしれません。

寝る前の水分補給が必要な理由を3つ解説します。

寝ている間に汗をかくから

寝ている間は汗をかいたり呼吸をしたりすることによって、身体から水分が失われます。汗をかくのは気温の高い夏だけと思われがちですが、1年中汗をかいています。寝ている間に失われる水分量は平均500mlで、多いと1Lです。起きている間であれば、汗をかいてのどが渇いたら水分補給をしますが、寝ている最中は水分補給ができないため、寝る前に水分を補給する必要があります。

血液がドロドロになりやすいから

寝ている間に体内から水分が失われると、血液中の水分量も減ります。水分が少ない状態だと血液がドロドロになり、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。また、血行が悪くなり、睡眠をとっても疲れが取れにくくなることもありますので、寝る前に水分を補給しましょう。

脱水症状が続くと肌も乾燥しやすくなるから

就寝中はのどの渇きを感じにくいため、知らず知らずのうちに水分が不足してしまいます。そして、水分不足のまま過ごしていると、肌からも水分が失われてくすみ・しわ・ハリがないなどの肌トラブルの原因になります。肌の乾燥は美肌の大敵ですので、水分補給を意識してください。

寝る前の正しい水分補給の方法

寝る前に水を飲む必要性を解説しましたが、どのような方法で行えばいいのでしょうか。正しい水分補給方法を紹介します。

コップ1杯(200ml)がおすすめ

寝る前に飲む水分量は、コップ1杯程度がおすすめです。水分不足を防ぎたいからといって、一度に大量の水分をとっても、体内に吸収されず、すぐに尿として排出されてしまいます。

寝る直前ではなく、寝る1時間前に水分補給

水分補給を行うタイミングは寝る直前は避け、1時間前から遅くとも30分前がおすすめです。寝る直前に水分補給を行うと、体内にうまく水分が吸収されずにむくみや夜中にトイレに行きたくなって、起きてしまう原因となります。

寝る前におすすめの飲み物

寝る前に水分補給をする時の飲み物の種類も重要です。

ホットミルク
牛乳には睡眠前に飲むのにおすすめの成分が2つ入っています。1つ目はトリプトファンで、セロトニンを生成し睡眠の質を高めると言われています。2つ目はカルシウムで、骨の生成に使われるほか、交感神経を抑えてリラックスさせる効果があります。このため、ホットミルクは睡眠前におすすめです。

ホットココア
ココアにはテオブロミンという成分が含まれていて、自律神経を整える効果があります。牛乳と合わせてホットココアとして飲むと、寝つきがよくなるでしょう。

お水や白湯
ホットミルクやホットココアを寝る前に飲むとカロリー摂取が気になる方も多いかもしれません。また、寝る直前に歯磨きをしなくてはいけないのも面倒です。

お水や白湯ですとカロリーもありませんし、歯磨きをする必要もなくそのまま眠りにつくことができます。

冷たいお水を一気に飲むと体温が下がり、入眠まで時間がかかってしまいます。お水を飲む場合は冷たいお水は避け、常温以上のお水がおすすめです。温かめの白湯にすると体温が上がり、寝つきがよくなりますので、その時々で好みの温度のお水を飲むのがおすすめです。

寝る前に飲むのは避けた方がよい飲み物

一方、寝る前に摂取するのは避けた方がよい飲み物もあります。

アルコール
「寝酒」という言葉があるように、アルコールを飲むことで眠りにつきやすいという効果があります。しかし、アルコールを寝る前に飲んでしまうと、眠りが浅くなり睡眠の質が低下します。また、アルコールには利尿作用があり、水分を体外へ排出しようとする働きによって、より水分不足になりやすいです。

カフェインを含むコーヒーや紅茶
カフェインには交感神経を活発にする働きがあり、眠気を覚ます効果があります。そのため、寝る前にカフェインを含むコーヒーや紅茶などを摂取してしまうと、眠れなくなってしまう可能性も。また、アルコールと同様にカフェインにも利尿作用があるため、寝る前はカフェインレスの飲み物がおすすめです。

朝起きた時にも水分補給を

夜寝る前の水分補給が大切だと説明してきましたが、朝起きた時も水分補給を行いましょう。起きた時に口の中がねばついたりのどが渇いていたりしたら、水分が不足しているサインです。起きた直後にコーヒーや紅茶を飲むとすっきりとしますが、内臓に負担を賭けてしまう可能性があるため、「朝のはじめの一杯はお水」を習慣づけるのがおすすめです。

寝る前の水分補給に関してよくある質問

寝る前の水分補給に関して、よくある質問2つに回答します。

寝る前にお水を飲むと夜中にトイレで起きてしまう?

寝る前に水分補給をすると、寝ている間にトイレに行きたくなって起きてしまうのではないかと心配される方もいらっしゃるでしょう。寝る前に大量の水分を一気に摂取すると、トイレに行きたくなる可能性があります。コップ1杯分のお水を寝る30分前までに摂取する分には問題ありません。

寝る前にお水を飲むとむくんでしまう?

女性で気になるのが、水分を摂ると顔や足がむくんでしまうのではないかというお悩みではないでしょうか。しかし、むくみを予防するために水分を控えることは逆効果です。水分が不足すると、尿の量が減り体内の老廃物を排出できずに余計にむくみやすくなってしまうからです。むくみを解消するためには、寝る前も含め、1日を通してこまめに水分補給をすることが大切です。

睡眠の質を上げるために適切な水分補給を

睡眠の質を上げるために、正しい方法で水分補給を行うことの重要性について紹介しました。

寝る前に温かい飲み物を飲むと、体温が上がって睡眠の質がより良くなるとも言われています。

しかし、寝る前のお水一杯だけのために、お湯を沸かすのはとても面倒なことです。

コスモウォーターがあれば、お好みで冷水、常温水、温水がすぐに飲めますし、寝る前の一杯に適した白湯を作るのにも、お湯を沸かす必要がなく、すぐに適温のお水を飲むことができます。寝ぼけている朝も、目覚めの一杯がすぐに用意できますので、便利です。

ぜひ、質の良い睡眠のために、コスモウォーターを使って寝る前の水分補給を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

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