喉が痛いときのおすすめ飲み物3選|喉の痛みの原因や避けるべき飲み物も解説

喉に痛みがあるとき、なるべく刺激が少なく喉にやさしい飲み物を選んで、労わりたいものです。
飲み物の中には、喉への刺激が強いものもあります。喉が痛いときに、それらの飲み物を飲んでいると、さらに痛みが悪化してしまうこともあるので注意が必要です。
そこで今回は、喉が痛いときにおすすめの飲み物や避けるべき飲み物を紹介します。
喉が痛くなる原因についても解説するので、喉の痛みが気になっている方は最後までチェックしてみてください。
喉が痛くなる原因は?
喉が痛くなると「風邪をひいた」と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。
喉が痛い時におすすめの飲み物を紹介する前に、まずは喉が痛くなる原因を5つに分けて紹介します。
喉に細菌やウイルスが侵入し、炎症を起こしている
一般的に「風邪をひく」とは、何らかの細菌やウイルスが体内に侵入して炎症を起こしたり、さまざまな症状を発症したりする状態を指します。
喉が痛いのも風邪の症状の一種で、喉に細菌やウイルスが侵入して炎症を起こしている状態です。
喉に炎症を引き起こすウイルスは、インフルエンザウイルスやアデノウイルス、新型コロナウイルスなどさまざまです。
空気が乾燥している
空気が乾燥した環境で長時間いると、喉などの粘膜が傷つきやすくなるため、喉が痛くなりやすいので注意しましょう。
また、喉などの粘膜が乾燥していると細菌やウイルスがつきやすく、さらに炎症を起こしやすくなります。
一般的に空気が乾燥しやすい冬場は、喉が炎症を起こしやすい時期といえます。
花粉症による鼻炎が広がった
スギやヒノキをはじめとした花粉にアレルギーがある方は、花粉が粘膜に入ることで炎症を起こします。
鼻の粘膜につくことで鼻炎を起こし、そこから鼻水が喉に流れて炎症が広がるケースも多いです。
また、花粉が喉にまで入り込み、直接喉に刺激を与えて炎症を起こすこともあります。
花粉にアレルギーのある方は、花粉が飛びやすい時期は薬を服用したり、マスクで防御するようにしましょう。
声の出し過ぎやアルコール、たばこなど
喉の痛みは細菌やウイルスによる炎症だけでなく、大声を出し過ぎたりアルコールやたばこで刺激を与えたりすることで起こることもあります。
大声を出して喉の粘膜を傷つけてしまうと、喉に痛みが出るので注意しましょう。喉が痛いときに無理に声を出すと、より痛みが悪化することがあります。
また、アルコールやたばこは喉にとって刺激が強く有害になることがあります。いつも喉の痛みを感じている方は日常的にアルコールやたばこの摂取が関わっているかもしれません。
なるべく喉の刺激にならないようにケアしながら過ごすのが大切です。
ただの風邪ではない重篤な病気の場合も
喉が痛くても「軽く風邪をひいたかな」とそれほど気にしない方も多いかもしれませんが、重篤な病気が隠れているケースがあります。
喉の痛みの多くは「咽頭炎」や「扁桃炎」ですが、さらに重篤な病気として「急性喉頭蓋炎」や「扁桃周囲膿瘍」などの場合もあります。
また、喉にできるがんの「喉頭がん」も喉に痛みが出る病気なので、気になる症状が現れたら早めに医師に相談するようにしましょう。
喉が痛いときおすすめの飲み物3選
ここからは、喉の痛みを和らげるものや喉が痛くなりにくい飲み物を5つ紹介します。
ホットはちみつレモン
「喉に良いもの=はちみつ」と、思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?
はちみつには180もの成分が含まれていて、抗酸化作用や抗菌作用が高いので喉の炎症を抑える効果が期待できます。
お湯に、はちみつとレモン汁を適量入れて混ぜるだけで完成するホットはちみつレモンは、喉の粘膜に優しく広がり喉の痛みを和らげてくれるでしょう。
レモン汁を入れるとおいしくなりますが、柑橘類は炎症を起こしている部分にしみやすいので、痛みが強いときは量を調整したり、はちみつだけで作ってもおいしく飲めます。
しょうが湯
しょうがの辛みや香り成分は、熱を下げたり強壮作用があったりしますが、風邪や咳の症状にも効果を発揮すると言われています。
しょうがには高い殺菌効果があるため、喉の細菌やウイルスを殺菌し炎症を抑える効果が期待できるでしょう。
しょうがは温めると身体の内側を温めてくれる効果もあります。風邪を引いているときにしょうが湯を飲むことで、身体をポカポカに温めて回復を促す働きもあります。
緑茶や紅茶
緑茶や紅茶に含まれる茶カテキン類は、抗酸化作用が高くインフルエンザの予防効果もあるなど、喉が痛いときにぜひ取り入れたい飲み物です。
緑茶も紅茶も喉にしみづらいので、喉の痛みを感じた際にも飲みやすいです。
カロリーが0Kcalなので取り入れやすいですが、カフェインが入っているので飲み過ぎには注意しましょう。
喉が痛いときに避けるべき飲み物
喉が痛いときに積極的に摂りたい飲み物を紹介しましたが、反対に避けるべき飲み物もあります。
喉が痛いときに飲むと悪化することもあるので、覚えておきましょう。
アルコール
喉が炎症を起こしているときにアルコール飲料を飲むと、刺激になってしまい悪化の原因になります。
そもそも、喉の痛みの原因の1つにアルコールがあるように、喉が痛くない状態のときでも、アルコールを飲み過ぎることで痛みが出てしまうことがあります。
それだけアルコールが喉にとって刺激が強いということなので、喉の痛みが出ているときは控えるようにしましょう。
柑橘系のジュース
オレンジやみかん、レモンなど柑橘系のフルーツは、酸味が強く炎症を起こしている喉にしみやすいので注意してください。
風邪を引いているとさっぱりとした味を選びたくなりますが、喉の痛みが出ているときは柑橘系のジュースは避けた方が無難です。
ジュースが飲みたいときは、りんごジュースなら比較的痛みが出にくいので試してみましょう。
炭酸飲料
コーラやサイダーのような炭酸飲料も、喉が炎症を起こしているときはピリピリとしみやすいので避けると安心です。
ここで紹介した飲み物からもわかるように、喉が痛いときはできる限り刺激になる飲み物は避けるようにしましょう。
そして、痛みを和らげながら喉の炎症を抑える効果が期待できる飲み物を上手に取り入れるのがおすすめです。
コスモウォーターなら喉に優しい飲み物が手軽に作れる
今回は、喉の痛みの原因や喉が痛いときにおすすめの飲み物や避けるべき飲みものについて詳しく解説しました。
喉が痛いときは体調が優れないことが多く、飲み物を作るのに手間がかかるとますますしんどくなります。
コスモウォーターがあれば、お湯を簡単に出すことができるので、ケトルなどでお湯を沸かす手間がなく、すぐに「ホットはちみつレモン」や「しょうが湯」を作ることができます。
また、コスモウォーターはお湯が出せるだけではなく、お水の品質に非常にこだわっているのも特徴です。
静岡、京都、大分のこだわりの採水地で毎日汲み上げている天然水をスピード出荷しているため、おいしく新鮮なお湯を使った温かい飲み物が作れるのも魅力です。
コスモウォーターで喉に優しい飲み物を作って、喉を労る生活をお送りください。
〈参考サイト〉
のどの痛みの原因|医療法人 愛恵会 湘南メディカル記念病院
ハチミツが咳に効くのは本当ですか?|上遠野内科医院
しょうがは身体を温める効果があるそうですが、どのような成分が働いているのですか。|農林水産省
茶カテキン類の機能性とそれらの応用例|日本食品保蔵科学会誌
(上記すべて参照:2024-2-9)