ウォーターサーバーと浄水器はどっちがいい?コスパや機能を徹底比較!
水道水よりも安全でおいしいお水が飲みたいと考えた時に、候補となるのがウォーターサーバーと浄水器です。自分にはどちらのほうが合っているのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで、この記事ではウォーターサーバーと浄水器を比較していきます。求める機能や生活スタイルに合わせて選んでみてください。
ウォーターサーバーと浄水器の比較
ウォーターサーバーと浄水器を6つのポイントから比較していきます。
お水の品質
ウォーターサーバーでは主に天然水とRO水を飲むことができます。
天然水は採水地からくみ上げたお水をろ過・沈殿・加熱などの処理されたお水で、RO水は水道水や地下水をRO膜でろ過し不純物をほぼなくしたお水です。多くのウォーターサーバーの企業では定期的に第三者機関による検査を受けているため、常に高い安全性が保たれたお水を飲むことが可能です。
一方、浄水器では水道水から塩素や不純物を除いたお水を飲むことができます。
日本の水道水は水道法によって決められた基準によって処理されているため、飲用水として安全です。
しかし、水道水は季節や取水する場所の状態によって品質がぶれたり、消毒に使われる塩素や除去しきれなかった不純物が含まれたりすることもあります。水道水をより安全に飲めるようにするのが浄水器です。また、浄水器では水道から出てきた水を冷やしたり温かくしたりはできず、常温のお水のみを出します。
初期費用
ウォーターサーバーを導入する時の初期費用は、サーバーのレンタル代や設置料がかかります。
しかし、最近では初期費用を無料としているウォーターサーバーが増えています。そのため、意外とウォーターサーバーの初期費用はかからないことが多いです。
一方、浄水器を導入する時の初期費用は浄水器の本体代がかかります。浄水器の機能によって値段は数千円~数十万円までと大きく異なります。
ランニングコスト
ウォーターサーバーのランニングコストはお水代と電気代の2つです。
12Lのボトルで1,200~3,000円という価格帯で、家族構成や料理にも使用するかどうかによって1か月の水の使用量が変動します。そのほか、ウォーターサーバーの電気代が1か月あたり、およそ500〜1,000円かかります。
一方、浄水器のランニングコストは水道料金と交換カートリッジ代です。水道代は地域差がありますが、1Lあたりおよそ0.2円です。交換カートリッジは浄水器本体に合わせたもので、数百円~数万円までかかります。交換頻度は3ヶ月~1年程度です。
導入の手間
ウォーターサーバーはネットや店頭で契約し、後はサーバーやお水が自宅に届くのを待つだけなので手間がかかりません。
浄水器は蛇口取り付け型やポッド型であれば、スーパーやホームセンターなどで購入し、取り付けられるため、すぐに使用することができます。
ただしシンクの内部や下部に取り付けるタイプは工事が別途必要になるため、時間や手間、別途工事費がかかります。
機能
ウォーターサーバーはいつでもすぐに冷水や温水を出すことができます。
その他、チャイルドロック機能・内部洗浄機能・省エネ機能など多種多様な機能が商品ごとに搭載されていますので、チェックするようにしましょう。
一方、浄水器は水道水をきれいにする機能しか付いていないタイプが多いです。浄水器によってどの成分を除去できるのか、不純物を除去する方法に違いがあるので、比較検討する必要があります。
サイズ・デザイン
ウォーターサーバーには床置きタイプと卓上タイプの2種類があります。
どちらも幅30cm×奥行き30~40cmで、高さは床置きだと110~130cmで卓上だと45~80cmです。おしゃれでデザイン性が高いサーバーが増えていて、リビングやキッチンのインテリアともなじみやすいです。コンセントが届く室内でしたら、どこにでも置くことができます。
一方、浄水器は蛇口一体型や蛇口取り付け型であれば、キッチンのスペースを圧迫しません。
ポッド型は主に冷蔵庫で保管することが多く冷蔵庫内のスペースを圧迫してしまいます。また、シンクに取り付けるタイプはシンクの中にスペースが必要です。
ウォーターサーバーと浄水器はどちらがおすすめ?
ウォーターサーバーと浄水器を比較しましたが、どちらのほうがおすすめなのか特徴ごとに紹介します。
ウォーターサーバーがおすすめの方
ウォーターサーバーがおすすめの方は次の通りです。
・すぐに冷たいお水やお湯を飲みたい方
・お水のおいしさや安全性にこだわりたい方
・お水を災害用に備蓄しておきたい方
・初期費用を抑えたい方
ウォーターサーバーを使う一番のメリットは、利便性の高さです。
お湯を沸かしたりお水を冷やしたりする必要がないので、家事や育児の時短になりますし、おいしく安全性の高いお水をいつでも飲めます。
また、配達されるお水のボトルを保管しておくので、災害用の備蓄水にもなります。長期保存可能なペットボトルのお水を購入する必要がありません。
高機能のウォーターサーバーを導入するには、初期費用がかかりそうですが、初期費用が無料のウォーターサーバー(コスモウォーター)がありますので、費用に関しても安心です。
浄水器がおすすめの方
浄水器がおすすめの方は次の通りです。
・ウォーターサーバーを設置するスペースがない方
・ランニングコストを抑えたい方
・手軽に導入したい方(蛇口取り付け型の場合のみ)
浄水器は手軽に使用したい方やウォーターサーバーを置くスペースがない方におすすめです。
浄水器本体と交換カートリッジの費用だけで使用することができ、ランニングコストは水道代だけです。ただし、カートリッジの交換を行わないとお水の品質は保たれないため、忘れないように記録しておくことをおすすめします。
また、浄水型ウォーターサーバーというものがあります。水道とウォーターサーバーが直結しているタイプや水道水をウォーターサーバーに注ぐタイプがあります。
ウォーターサーバーのように使えますが、これもカートリッジの交換や月額利用料が必要です。
ウォーターサーバーや浄水器を使っておいしいお水を飲もう
日本の水道水はそのまま飲んでも大丈夫な品質ですが、ウォーターサーバーや浄水器でより安心できるお水を飲みたい方も多いでしょう。
ウォーターサーバーと浄水器を6つのポイントから比較し、それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。
家族の生活スタイルに合っているのはどちらなのかを検討する参考にしてください。
また、ウォーターサーバーの契約を検討されている方はコスモウォーターがおすすめです。
初期費用や送料が無料でお水の費用しかかかりません。厳選された採水地でとれたお水をボトリングしてご自宅までお届けします。ぜひおいしいお水を日々の生活に取り入れる際にお試しください。