離乳食中期(モグモグ期)とは?|進め方や食べさせたい食材、注意点を紹介
「だんだん赤ちゃんが離乳食を食べるのに慣れてきたけれど、いつから中期に進めればいいのかな?」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
はじめての離乳食は、進め方が合っているかわからなかったり、量やかたさが丁度いいのか不安だったりしますよね。
そこで、こちらの記事では離乳食中期について、進め方や食材、注意点などを詳しく紹介します。
離乳食初期からそろそろステップアップを検討中の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
離乳食中期の赤ちゃんの特徴
はじめに、離乳食中期の赤ちゃんの様子や特徴を紹介していきます。
ずりばいなどでよく動き、お座りも上手に
離乳初期中期にあたる7〜8ヶ月の赤ちゃんは、ずりばいやはいはいなどで活発に動くようになります。
早い赤ちゃんなら、つかまり立ちやつたい歩きをはじめているかもしれませんね。
支えがあったら座れる状態だった離乳食初期から、支えなしでも安定したお座りができるようになるのも特徴です。
また、身体つきや運動能力だけでなく、表情が豊かになるなど感情の成長も著しいときでもあります。
上下2本ずつの前歯が生えはじめる
離乳食中期になると、下の前歯2本から生え、しばらくすると上の前歯2本が生えてきます。
歯の成長も個人差が大きいので一概には言えませんが、歯が生えてきたら虫歯予防に気をつけましょう。
はじめのうちは、濡らしたガーゼで優しく拭き取るだけでも大丈夫です。
月齢に合わせたシリコンなどの歯ブラシも販売されているので、歯ブラシに慣れるためにも使ってみるのがおすすめです。
離乳食中期の進め方や注意点
上記のような成長が見られる離乳食中期ですが、どのように進めたらいいのか、注意することなどを解説します。
舌や歯ぐきでモグモグ食べられるようになる
離乳食中期は別名「モグモグ期」とも呼ばれ、舌や歯ぐきを使ってモグモグと食べられるようになる時期です。
初期から中期に移行する目安として、口をモグモグ動かすようになっていることや朝起きて、夜寝る生活サイクルが整いはじめていることなどがあります。
もちろん、初期の「ゴックン期」の離乳食に赤ちゃんもママも慣れてきていることが前提です。
まだ赤ちゃんが上手に食べられなかったり、ママが先に進むことが不安でしたら、焦る必要はありません。余裕を持って進めていくことが大切です。
食べられるものが増え、食への興味が広がる
離乳食中期になると、初期はまだ与えられなかったささみなど、初めての食材を食べさせることができます。
どんどん食べられるものが増えていくので、赤ちゃんの食への興味や関心も広がっていく時期です。
食事から栄養を摂らせることよりも、楽しく食事ができているかを意識しながら、ママも離乳食の時間を楽しめるといいですね。
はじめての食材は午前中に
特に中期になると、魚や乳製品など比較的アレルギーの出やすい食材を食べさせることが増えます。
離乳食初期と同じく、はじめて食べる食材はアレルギーが出たり、体調を崩すことが考えられますので、しっかりと赤ちゃんの様子を見てあげましょう。何かあった際、すぐに受診できるようかかりつけの病院が受診できる午前中に食べさせるようにしましょう。
離乳食中期で食べさせていい食材
離乳食中期になってから、食べさせてもいい食材は以下の通りです。
・コーンフレーク
・里芋
・いんげん
・ピーマン
・もやし
・ミックスベジタブル
・アスパラガス
・アボカド
・ぶどう
・たら
・鮭
・ツナ缶
・まぐろ
・鶏肉
・レバー
・卵 ※生後6ヶ月頃に、固ゆでした卵黄を耳かき1さじからスタート。
・牛乳
・ヨーグルト
・チーズ
など
〈参考〉Palsyatem「子育て123」離乳食OK食材〜選び方早見表〜(参照2023-6-21)
離乳食初期に比べて、一気に食べられるものが増えて驚いているママも多いかもしれませんね。
食材の幅が広がるので、メニューの幅も広がります。ベビーフードの内容を参考にして、作ってみるのもおすすめです。
離乳食中期の食材の調理方法や分量
それでは、離乳食中期になると食材をどのように調理して食べさせたらいいのか、どの程度与えていいのかを紹介します。
5倍がゆが目安
離乳食をはじめた時は10倍がゆ(生米1に対してお水10で作るおかゆ)を食べさせますが、順調に食べられるようになってきたら、中期には5倍がゆを目安にしましょう。
単純にお水の量が1/2になるので、しっかりとした食感のおかゆになります。
もちろん10倍がゆに比べると飲み込みにくくなるので、赤ちゃんの様子を見ながら、えずいて食べにくそうにしていたらお水の量を増やすなど調整してみましょう。
野菜類はやわらかく煮てみじん切り
野菜類は、やわらかく煮たりレンジ加熱してから、細かいみじん切りにしたり荒く潰したりして食べさせます。
初期はトロトロのペースト状でしたので、それよりも形が残っているイメージです。
とはいえ、こちらもおかゆと同じく赤ちゃんが食べられているかを確認しながら、少しずつ形を残していくようにしましょう。
赤ちゃんによっては、ある程度形がある方が食べやすい場合もありますので、赤ちゃんの好みやペースに合わせていろいろと食べさせてみるといいですよ。
魚やささみは細かくほぐす
離乳食中期になると、食べられるタンパク質も増えますが、おかゆや野菜類に比べて食べにくいものなのでしっかり細かくほぐしてあげてください。
また、魚も肉もパサつきやすく飲み込みにくい食材なので、片栗粉でとろみ付けをしてあげると食べやすくなります。
おかゆなどに混ぜ込んであげると、食べさせるのも簡単で赤ちゃんも食べやすいのでおすすめです。
離乳食中期の調理を楽にするポイント
だんだんと食べる量も食材も増えてくるので、調理が大変と感じるママも多い時期です。
ここからは、少しでも離乳食中期の調理を楽にするポイントを3つ紹介します。
ごはんやパンはお水と一緒にレンジ加熱
ごはんやパンなどの炭水化物は、おかゆにして食べさせますが、鍋で炊かなくても耐熱容器にお水と一緒に入れて、ラップをかけてレンジ加熱すれば簡単におかゆが作れます。
また、そこに育児用ミルクを一緒に入れることで、栄養をプラスできて赤ちゃんも慣れ親しんだ味わいのミルクがゆになるのでおすすめです。
食べにくい野菜などは、みじん切りにしておかゆに混ぜれば、とろみもついて食べやすくなりますよ。
生で食べられる果物が便利
野菜類はまだ生で食べられないものが多いですが、果物は生で食べさせられるものも多いので、気軽に取り入れたい食材です。
特にバナナは腹持ちも良く栄養もあり、包丁を使わずに皮を剥いたりちぎったりできるのでとてもおすすめです。
ヨーグルトなどと合わせて、朝の離乳食に取り入れるのもいいですね。
タンパク質はベビーフードで食べさせても
離乳食中期からは、タラや鮭、鶏肉などのタンパク質が食べさせられますが、骨を取ったりほぐしたり、調理が大変なのが悩みどころです。
大変だと感じるなら、思い切って「タンパク質はベビーフードに頼る」というのもおすすめです。
もちろん、できる時には手作りしてあげるといいですが、毎日作ることに負担を感じたり、赤ちゃんとのふれあい時間がなくなったりしたら本末転倒ですよね。
そうならないように、手作りできる時はして、大変なことはベビーフードの力を借りながら、楽しく離乳食中期を進めていくといいですよ。
コスモウォーターを活用して、離乳食中期を楽しく進めよう
こちらの記事では、離乳食中期の赤ちゃんの特徴や離乳食の進め方、食べられる食材や調理の方法などを詳しく紹介しました。
離乳食づくりには、安全でおいしいお水が欠かせません。
コスモウォーターは、採れたてのミネラルウォーターが密閉型ワンウェイボトルで届きますので、離乳食に安心して使えます。
また、「ペットボトルのお水だと安心」と良かれと思って、市販の硬水を与えてしまうのは、赤ちゃんの身体に負担になります。赤ちゃんは、ミネラルの少ない軟水で離乳食を作ってあげてください。コスモウォーターは赤ちゃんの身体にやさしい軟水です。
コスモウォーターがあれば、おいしいお水を使って調理できるのはもちろん、調理に合わせて冷水やお湯がすぐに使えて便利です。コスモウォーターを使って、離乳食づくりの時短ができれば、その分、赤ちゃんと遊ぶ時間を作ることができます。ママとパパにとっても、赤ちゃんにとってもうれしいことではないでしょうか。
ぜひ、コスモウォーターの利用をご検討ください。
離乳食の役割についてはこちら:離乳食はいつからはじめる?スタート前に知っていきたいことや注意点を紹介
離乳食初期についてはこちら:離乳食初期(ゴックン期)の上手な進め方|スタート目安や食材、調理のコツなど詳しく紹介