赤ちゃんに白湯は必要?理由や与える場合の注意点などをわかりやすく解説
ミルクや母乳だけで大きくなっていく赤ちゃん。
「本当にミルクや母乳を飲ませているだけでいいの?脱水にならない?」と心配になっているママやパパも多いかもしれません。
赤ちゃんには白湯などの水分を飲ませる必要があるのか、いつごろからミルクや母乳以外のものも飲ませるのかなど、育児には悩みが尽きないものです。
そこで今回は、赤ちゃんに白湯は必要なのかということや与える際の注意点などを詳しく紹介します。
赤ちゃんに飲ませるもので悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。
同様に、赤ちゃんに麦茶を飲ませるか気になっている人は、以下の記事で詳しく解説しています。
こどもと麦茶についてはこちら:こどもに麦茶がいい理由は?赤ちゃんの麦茶を飲みはじめるタイミングや飲ませ方のポイントも紹介
赤ちゃんに白湯を飲ませるべき?
はじめに、赤ちゃんには白湯が必要なのかという点について、詳しく解説していきます。
ミルクや母乳の赤ちゃんに白湯は必要ない
結論から申し上げると、ミルクや母乳だけを飲んでいるまだ小さな赤ちゃんには、白湯など他の飲み物は必要ありません。
特に離乳食をはじめる前の赤ちゃんは、完全にミルクや母乳だけで栄養を摂っているため、それ以外の水分摂取はいらないと考えられています。
むしろ、白湯などの水分を飲ませてお腹がいっぱいになってしまうと、ミルクや母乳が飲めなくなり栄養不足に陥る可能性もありますので注意しましょう。
飲ませるなら離乳食をはじめてから少しずつ
赤ちゃんに白湯を飲ませるなら、離乳食をはじめるタイミングを目安に少しずつ飲ませてみるのがおすすめです。
離乳食は、赤ちゃんがミルクや母乳以外の食べ物から栄養を摂る練習です。離乳食を食べた後など、口をスッキリさせるために少量ずつ白湯をスプーンにのせて、口に運んでみてあげましょう。
水分や栄養はミルクや母乳を中心に
離乳食前の赤ちゃんは、ミルクや母乳が水分補給や栄養摂取のほぼすべてを占めますが、これは離乳食を進めはじめたばかりの赤ちゃんも同じです。
離乳食をスタートしたからといって、すべての栄養が離乳食から取れるわけではないので、特に初期から中期にかけてはしっかりとミルクや母乳で栄養を与えましょう。
離乳食がスムーズに進んで、ミルクや母乳の量が自然と減ってきたら、白湯や麦茶などで水分を与えるのがおすすめです。
離乳食の役割や進め方についてはこちら:離乳食はいつからはじめる?スタート前に知っていきたいことや注意点を紹介
赤ちゃんに白湯を与えるタイミング
それでは、離乳食を食べはじめた赤ちゃんに、白湯を飲ませるのにおすすめのタイミングを紹介します。
おしっこの量や回数が少ない
白湯を与えるタイミングとして、おしっこの量が少ないときが1つの目安になります。
赤ちゃんの水分補給の基本はミルクや母乳ですが、暑い時期にたくさん汗をかくなど水分不足になっているときは白湯で水分を補ってあげるといいでしょう。
赤ちゃんの水分不足をチェックする目安の1つが、おしっこの量です。
生後半年ごろの赤ちゃんは、1日に10回以上、合計で400〜500mlほどのおしっこをします。とはいえきっちり測る必要はなく「普段より少なく感じる」というときに白湯を取り入れるといいでしょう。
離乳食の後、口の中をさっぱりさせるために
離乳食をはじめると、赤ちゃんの口の中にはさまざまな食品が入ります。
食後に口をさっぱりとさせ、清潔に保つことは、口腔ケアの一環として重要です。
離乳食後に白湯を飲むことは、残った食べ物や雑菌を口の中から取り除いたり口腔内を潤したりする働きがあります。
特に乳歯が生えてきた場合は、虫歯予防のために白湯を飲ませてあげるようにしましょう。
ストローやコップ飲みの練習
赤ちゃんが徐々に成長してくると、ストローやコップ飲みの練習がはじまります。
白湯はその練習にも最適です。少量ずつ与え、ストローやコップに慣れ親しむことで、自立心や口の筋肉の発達を促進します。
この練習を通じて、飲み物を自分で飲む楽しさを覚えていくことができ、さらに成長を促すことが期待できます。
赤ちゃんに白湯を与える際の注意点
少しずつ白湯を飲ませてもいい月齢になった赤ちゃんに、白湯を与えるときに注意したいポイントをチェックしてみましょう。
たくさん飲ませすぎない
赤ちゃんに白湯を与える際は、量に気をつけましょう。
赤ちゃんの小さな胃袋はまだ発達途中であり、一度に大量の水分を摂ると消化器官に負担がかかる可能性があります。
また、白湯で水分を摂りすぎてお腹がいっぱいになると、ミルクや母乳、離乳食が入らなくなり栄養不足になってしまう可能性もあります。
基本的には、ミルクや母乳で水分を摂らせることを意識しておきましょう。
人肌程度に冷ましてから飲ませる
赤ちゃんに飲ませるなら、白湯の温度にも注意が必要です。
熱すぎる白湯は、赤ちゃんの口に火傷をさせてしまう可能性がありますし、逆に冷たすぎると赤ちゃんが拒否することも考えられます。
人肌程度の白湯が赤ちゃんにとって飲みやすい温度なので、ミルクと同じように手首などで温度を確認してから飲ませましょう。
大人がおいしい、適温と感じる白湯よりも、ぬるめに調節するのがおすすめです。
水道水でつくるならしっかりと沸騰させる
水道水を使って白湯をつくるなら、一度しっかりと沸騰させてから冷ます方法でつくるようにしましょう。
水道水には、消毒のための残留塩素や消毒によって生成されたトリハロメタンなどの不純物が含まれています。
赤ちゃんが飲む場合は特に、しっかりと沸騰させて不純物を除去してから与えるようにしましょう。
トリハロメタンは、10分以上沸騰状態を続けることで取り除けるので、長く沸騰させる必要があります。
赤ちゃんの白湯づくりにはコスモウォーター
赤ちゃんの栄養や水分の中心はあくまでもミルクや母乳で補いますが、だんだんと離乳が進むと白湯などの水分も飲ませることになります。
赤ちゃんに安心安全でおいしい白湯を飲ませてあげる際、おすすめなのがコスモウォーターです。
安全性の高い厳選された天然水をお届け
コスモウォーターの天然水は、日本屈指の厳選された3つの採水地(静岡、京都、大分)で汲み上げ、すぐにボトルに詰めています。
採水から48時間以内にご家庭にお届けするシステムですから、新鮮なお水を自宅にいながら受け取れるのが魅力です。
密閉型ワンウェイボトルに詰めてお届けするため、使っていくたびに小さく密閉し、最後の一滴まで鮮度を保てるのもうれしい特徴です。
鮮度キープシステムで、安全性を確保
お水の鮮度を保てる理由は、他にもあります。
タンク内に取り込む外気をクリーンにする「クリーンエア」と、48時間ごとに熱水を自動循環させることでサーバー内をクリーンにする「クリーンサイクル」という2つのクリーン機能により、サーバーをきれいに保つことができます。
品質管理も徹底していて、いつでも安全なお水をお届けできるように定期的に厳しい検査をしているのも特徴です。
お湯と冷水を調整して適温の白湯が手軽に作れる
コスモウォーターのウォーターサーバーなら冷水と温水を出すことができるので、赤ちゃんに飲ませる白湯の温度も2つを混ぜて簡単に用意できます。
水道水でつくるように長時間沸騰させる必要もなく、水道水を出すぐらい簡単においしい白湯がつくれて便利です。
冷水と温水が出せることで、白湯だけでなくミルクづくりや離乳食づくりにも重宝すると好評です。
赤ちゃんの白湯はタイミングや量を見極めて
今回は、赤ちゃんにとって白湯は必要かということや、飲ませるときの注意点などをまとめました。
離乳食を食べる前の赤ちゃんには白湯は必要なく、離乳食をはじめてからも少量から少しずつ慣らしていくのがいいでしょう。
赤ちゃんの栄養や水分補給の基本はミルクや母乳なので、白湯を与えすぎて他のものが飲めなくならないように注意してください。
ミルクづくりはもちろん、赤ちゃんが白湯を飲める月齢になってからも、安全でおいしいお水が使えるコスモウォーターをぜひご活用ください。
〈参考サイト〉
授乳・離乳の支援ガイド|厚生労働省
赤ちゃんに白湯は必要なの?|千葉県医師会
煮沸による高度浄水処理水のトリハロメタンおよび全有機ハロゲン(TOX)濃度の変化|大阪市立環境科学研究所
(上記すべて参照:2023-12-14)